こんにちは。
Kids of Earthのた~にゃんです。
梅雨入りした割には、お天気の良い日も多いですね。
さて先日、田植えをでお世話になった「さいたま榎本農園」の榎本さんからこんなご連絡を頂きました。
「連日の暑さでアオミドロが増えてきました。このままだと苗が溶ける可能性があります。」
そ、それは大変だ!( ゚д゚ )クワッ!!
ということで、早速田んぼの様子を見に行ってきました。
今日はその時の様子をお届けします。
それでは早速いってみましょう!
苗が溶けるって、どういうこと?
僕が田んぼを訪れたのは5月31日。
(すいません、記事を書くのに随分と時間がかかりました。)
田植えから18日後のことでした。
僕がまず確認したのは、苗の成長度合い。
植えた時は15cm程でしたが、2週間チョットで少し成長し、
20cmほどになっていました。
ここまでは順調そうです。
田んぼを見渡すと
たしかにアオミドロは多いんですが、これが苗を溶かすとはどういうことなんでしょうか?
早速榎本さんにお話を聞いてみると、こんな答えが返ってきました。
「アオミドロそのものが苗を溶かすわけではないんだけど、アオミドロが増えると日の光が届かなかったり、水面から水底までのスペースがなくなって空気が薄くなったり、根っこにとって良くない状況になるんだ。植えたばかりの苗はまだ根っこもシッカリしていないから、そいう状況が続くとそこから弱っていっちゃって、最終的には溶けちゃうんだよね。」
なるほど、いずれにしてもこのまま放っておくわけにはいかないってことですか。
「もう少し涼しければここまで増えることはないんだけど、今日もこの暑さ(最高気温28℃)でしょ?さすがにそろそろ手を打たないと。周りの田んぼはモゲトンっていう薬で一掃しちゃうんだけど、ここは薬を使ってないから、どうしても増えちゃんだよね。」
分かりました!
で、具体的には何をすれば?
とにかく掻き出せ!
そこで登場したのが、これ!
そう熊手です。
「物凄く原始的だけど、こいつでアオミドロを掻き出すしかないね!」
いやぁ、なんとも分かり易い方法です。
では早速!
ということで、熊手を片手に
畦から目一杯手を伸ばしてアオミドロを掻き出しては、
畦に置くという作業を繰り返します。
この作業をしながら田んぼを2周。
ず~っと右手で熊手を扱っていたので、人差し指に豆ができましたとさw
それでもその甲斐あって、
ほら、赤い線のあたりを境にして、明らかにアオミドロが減ってるのが分かりますか?
本当は田んぼの中まで入って全部掻き出した方が良いんですが、苗の間が狭くてそこまで入っていくのは難しく、とりあえず手が届く範囲での作業となりました。
榎本さん曰く、
「風が吹けばまた動くから、とりあずは大丈夫」とのことでした。
あとは、
刈払い機で畦の草刈りをしてこの日の作業は完了!
ノーガードで刈払い機を使ったので、
足が泥だらけになりましたとさw
お疲れ、自分。
まとめ
ということで、田植えから2週間ちょっと後の作業についてのレポートでした。
イベントで植えた苗たちは今のところ順調に成長しています。
今回の作業で溶ける心配もなくなったと思いますし、梅雨入りしてからは少し暑さも落ち着いて来ているので、アオミドロがそこまで増えることも無いでしょう。
この間に苗の根が強くなれば、とりあえずは一安心。
今月中にまた田んぼを見に行く予定なので、また生育の状況はレポートしようと思います。
それでは!